「潜在意識」という言葉を広めた人物といえば、ジョセフ・マーフィー。
1960年代から世界中で読まれ続けている、潜在意識活用法の元祖的存在です。
「え、マーフィーの法則って”落としたトーストはバターの面が下になる”ってやつじゃないの?」
実は、それは別物。ここで紹介するのは、潜在意識を使って人生を変えるジョセフ・マーフィーの教えです。
マーフィーの基本的な考え方
ジョセフ・マーフィーの教えを一言でまとめると:
「潜在意識に刻まれた信念は、そのまま現実になる」
つまり、潜在意識が「自分は幸せになれる」と信じていれば幸せになるし、「自分はダメだ」と信じていればそうなってしまう。
マーフィーは、この仕組みを3つのポイントで説明しています。
1. 潜在意識は善悪を判断しない
潜在意識は、入ってきた情報をそのまま受け入れます。
「私は成功する」と入れれば、成功に向かって動く。「私は失敗する」と入れれば、失敗に向かって動く。
良い悪いのフィルターがないので、何を入れるかが重要です。
2. 眠る前の暗示が最も効く
マーフィーが特に重視したのが、眠る前の時間。
眠りに落ちる直前、脳波がシータ波になる瞬間。このタイミングで潜在意識にメッセージを入れると、抵抗なくスッと入ります。
寝る前に「すべてうまくいっている」と唱えるだけでもOK。
3. 感情を伴うイメージが現実化する
ただ言葉を唱えるだけでなく、その時の「気持ち」を感じることが大切だとマーフィーは教えています。
成功した時の喜び、愛されている安心感、豊かさの充実感。感情が伴うほど、潜在意識に深く刻まれます。
マーフィーの実践法
眠る前の祈りの技法
マーフィーが最もすすめていた方法です。
- ベッドに入り、体をリラックスさせる
- 目を閉じて、深呼吸を数回
- 叶えたいことを、すでに叶った前提で短い言葉にする
- その言葉を、眠りに落ちるまで穏やかに繰り返す
たとえば:
- 「富と成功。富と成功。」
- 「幸せな結婚。幸せな結婚。」
- 「健康と元気。健康と元気。」
長い文章よりも、短いフレーズをリズミカルに繰り返すのがマーフィー流です。
映画館テクニック
自分が映画館の座席に座っていて、スクリーンに「願いが叶った自分の姿」が映っているのをイメージする方法。
成功している自分、幸せそうな自分、豊かな自分。その映画を、笑顔で見ている。
このテクニックは、願望と自分の間に適度な距離を作るので、執着が生まれにくいのがメリットです。
マーフィーの代表的な著作
| 書籍 | 特徴 |
|---|---|
| 眠りながら成功する | マーフィーの代表作。潜在意識の基本がわかる |
| あなたも金持ちになれる | お金と潜在意識の関係に特化 |
| マーフィー100の成功法則 | 実践的なテクニック集 |
| 人生に奇跡をおこす | 恋愛・人間関係編 |
初めて読むなら「眠りながら成功する」がおすすめです。タイトルの通り、眠る前の潜在意識活用が中心テーマ。読みやすくて、すぐに実践できます。
マーフィーと引き寄せの法則の違い
マーフィーの教えと引き寄せの法則は、とてもよく似ています。
| マーフィー | 引き寄せの法則 | |
|---|---|---|
| キーワード | 潜在意識 | 波動・宇宙 |
| メカニズム | 潜在意識が信念を現実化 | 波動が同じものを引き寄せる |
| 主な方法 | 眠る前の暗示 | アファメーション・イメージング |
| ベース | キリスト教の祈り | エイブラハムの教え |
本質的には同じことを言っています。「内側の状態が外側の現実を作る」。表現が違うだけで、根っこは一緒です。
まとめ
マーフィーの教えは、潜在意識活用の原点。「潜在意識は善悪を判断しない」「眠る前が最も効く」「感情がカギ」。この3つを覚えておけば十分です。今夜から、眠る前に叶えたいことを短い言葉で繰り返してみてください。